よくあるご質問
Q2 アポスティーユとは何ですか。
A.アポスティーユとは「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。
Q1で述べた通り、公文書は、本来外務省で公印確認を受け、その後、駐日大使館・領事館で認証を受けた後に外国の関係機関に提出することとなります。しかし、このような手続きは非常に煩雑で時間のかかるものです。そこで、認証不要条約を締結している国と国との間では、外務省によるアポスティーユの付与を受ければ、日本にある大使館・領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することができます。つまり、「外務省での公印確認」→「駐日大使館・領事館での認証」という煩わしい手続を省略することができるのです。